芳香風蘭無限彩Ⅲ

実生・富貴蘭の専門園 「駿河待庵」 のブログです。 

通販用のサイトは http://surugataian.ocnk.net/ となります。

お問い合わせメールは surugataian@sage.ocn.ne.jp までお願いいたします。

ヤフーオークション出品中の商品はこちらへ!
http://sellinglist.auctions.yahoo.co.jp/user/fugaku0713

富貴蘭

今週は毎日ポカポカ陽気で昨日は観測史上最も遅い「夏日」を記録したようです。

その影響で風蘭の花が上がってきてしまいました。
困ったもんです・・・。

ただ、寒がりな自分にとっては、植え替えが進んで喜んでいます。

12月に入ったらそろそろ店じまいですので、
それまでは、できるだけUPできるように頑張ります。

今日もせっせと準備してきました。
用意した苗は下の通りです。

「大聖海*瀬戸の剣」

PB210032

少しお高い値段の苗が売れ残ってしまっていますので、
少し小さめのお値打ち版を上げます。

「大聖海*轡虫」

PB210021

この秋、十分に陽を採ったので、黄虎美しい1本です。
親より子に縞気配が・・・ちょっと覆輪状に入ってきているのが、
なんとも悩ましいですが、いったいどう変化していくのか???

「玉金剛の縞」

PB210037

昨年の春、ボトル出しの時点から縞の入り方に着目していました。
長葉の富嶽柄だと、こういった雰囲気から覆輪になることがあるのですが、
今後どう出て変化してくるか見ものです。
(でも天葉はちょっと散ってきちゃったかな?)

「唐錦*無双丸」

PB210060

以前、父親が作りだした無双丸の虎が作り難い品種でしたので、
どうにか強い品種をと「唐錦」を絡めた交配種です。
いい芸は出たと思っているのですが、唐錦の弱さ(成長の遅さ)も引き受けちゃいました。
鉢上げ2年以上経過していますが、さっぱり大きくなりません。
どなたか匠な方に作り込んでいただきたいと思います。

「大聖海*鶺鴒」

PB210017

「聖無双」などと同芸ですが、奄美は珍しいかもしれません。
花時期がずれるので、なかなか交配するのも一苦労です。
かなりしっかり陽を採ったので、よく晴ぜています。

PB210013

徐々に縞も出てきました。
奄美らしく大きくなりますから、花が咲く頃には相当な迫力になっているはず!

「奄美豆葉の縞」3点分

PB210047

奄美らしく葉が長めになってきました。
ちょっと豆葉っぽく見えないかも・・・。

PB210066
PB210064

ほぼ青に近いチョイ縞です。
こういった苗をジックリ作り込むのも案外面白いものです。

PB210072

丸止葉が奄美らしくなく珍しいタイプですが、
かなり派手ですね・・・。
個人的には大好きな苗ですが、棚を選ぶかな~。
これが本来の奄美サイズにまで成長したら、
最高に目を引く芸術品になるはずですが・・・。

「大聖海*玉童」

PB210052

写真では分かり難いですが、この交配にしては、
珍しく力強い紺縞が出始めました。

「無双丸の縞」

かなり前になりますが、変わった縞品種を作りたくて交配した組み合わせ、

「派手な幽谷錦」*「金牡丹白縞」がありました。

F2まで来ても特別面白い木はできなかったので、
そこへ更に「奄美系の縞木」を上乗せして交配しました。

その後、更に無双丸へ多重交配。

培養時点で無双丸形状の苗だけ選別しましたが、縞は皆無でした。

青苗を数点のこしてあったのですが、数日前に縞の出ている苗を発見しました!

PB210006

(驚き・・・

これっていったい何の縞なのかい???

今のところ判別はできませんが、とっても面白いと思っています。

ただ、継続するか?と問われると・・・ちと厳しいかもしれませぬ。

そんなこんなで、なかなか面白い苗も含めて、
数点UPいたします。

恐らく通販サイトへのUPは明日以降になるかと思います。
メルマガ登録していただいていれば、通販UP後すぐにメールを送りますので、
未登録の方は是非とも登録していただければ嬉しく思います。

よろしくお願いいたします。

この秋は、なんやらヤボ用が多くて、なかなか思うように通販の準備が進みません。

本日どうにか数点分追加しておきます。

久しぶりに本性品「白縞系の金牡丹」の割子です。
今年の春に割った子です。
摺り斑のようなチョイ縞が確認できますが、
なかなかいい縞には発展しないようで、
気難しいが、面白い1本です。

PB010029


PB010032

PB010030

派手柄の「舞鶴縞」も追加しておきます。

PB010018

好感が持てるいい容姿ですが、なんせ派手です。
実生の作に慣れた方でないと難しいと思います。

紅無双の源平柄もUPしておきます。

PB010004

かなり小型の幼苗ですが、紺性いいので十分育つと思います。
先々柄がどう変化すか楽しみな1本です。

更に「聖無双」の小型タイプ。

PB010023

PB010026

まだ半作なので陽は強く採っていません。
ある程度強めに陽を採れば黄虎晴ぜてきますが、
この苗は早めに縞が流れてきました。
作りこめばいい木になると思います。

最後は「建国殿」。

通販用に2本分用意したのですが・・・

PB020034

PB020039

PB020035

植え替えて葉の汚れを拭いていて気がついたのですが、
どうやら縞の子に花芽が来ているようです。
青からの花芽なら無視ですが、柄からの花芽ですとちょっと・・・
この木は少し様子みます。

もう1本は中透けのタイプ!

PB020052

PB020051

素1本ですが、柄が綺麗に浮いてきています。
親木はルビー根の建国縞ですが、なかなか根は継承せず泥根です。
縞ができることも少ないのですが、時折、中透けに柄が浮くものができるので面白い。
作りこむのが、なかなか難しいタイプですが、
このまま行けば楽しめる1本です。

以上5点は本日中にUPします。
よろしくお願いいたします。



久しぶりに送り状を発行したところ九州への発送が翌日設定できなくなっていました。


DSC_0050

↑ ↑ ↑ こーいうことらしいですが・・・。

「生モノ」は困ります。

特にウブな実生苗は箱詰めのまま2日間放置されると思うと
気になって仕方ありません。

まあ、この時期は既に根も止まっていますので、
大丈夫だと思いますが、時期によっては考えなくてはならないかな???

当園では荷造りの際に水を切ります。

こちらから発送後2日目に到着するようですとコケはカラカラかと思います。

この秋の発送物2件は長崎のお客さまでしたが、
九州地方への発送の場合は、極力早めに開封して、
たっぷりと水やりしてあげてください。

よろしくお願いいたします。

10月に入って通販の準備を・・・と思っていましたら、
いろいろと出来事がありまして、すっかり遅くなってしまいました。

オマケにテプラが壊れ、プリンターが壊れで、送り状も出せずで・・・

テレワークでプリンターも品薄らしくて、在庫が極端に少ないとのこと、
ようやく明日には手元に来そうなので、来週からは発送作業もできそうです。

もう秋も深まりつつあり、朝晩は冷えてきましたので、
温暖な当地でも、早い木は成長が止まったかなと思います。

とりあえず、手始めに5本だけ用意しました。
秋の通販用に残しておいた春出しの有望苗です。

① 織姫*無双丸

PA240008

PA240011

「織姫」ゆずりの白縞です。
摺り斑で終わりそうでしたが、上からも少し縞が出てきました。

PA240012

以前紹介した上柄とは兄弟ですから、上柄になってくれたらいいのですが・・・。

② 奄美の豆葉(斑縞)

PA240019

③ 大聖海*瀬戸の剣

PA240026

この秋から陽を強めに取り始めたところです。

徐々に黄虎晴ぜてきました。

これも後暗みで(いつかは)縞が出ると思いますから、じっくり作り込んでください。
必ず虎は出した方が縞が出やすくなると思います。

④ 大聖海*轡虫

PA240030

かなり葉巾が出そうなタイプ!!!

PA240039

轡とはまた少し違った容姿になるかもしれませんね・・・。

PA240034

下の方で暗みながら縞も出始めています。

⑤ 源氏蛍縞*卑弥呼

PA240006

上柄は売れてしまいましたので、残りはチョイ縞数点です。

現状、源氏蛍のボヤ虎は出ず縞のみ卑弥呼の容姿からは、かなり「ずれてる」気がします。

最近「作」について書いていないので、少し補足で入れておきます。

先日、趣味家の方から無菌培養の培地濃度とPhについて聞かれました。

隠すようなことでは無いので正直に答えておきましたが、

そーいえばPhについては書いたことがなかったと思いまして、

少し書いておこうと思い立ちました。

農家の方は積極的に気にしている「PH」についてですが、

土壌が酸性かアルカリ性かによって野菜などの成長には大きく影響が出ます。


キュウリやトマトは6.0~7.0

トウモロコシなんかは幅があって5.7~7.5

ショウガやニンニクは6.0~6.5と狭い範囲が適正となっていたりします。


当園の無菌培養培地では培地の作成時にph「5.6」という値に調整します。

これは案外厳密に測定して合わせています。

種まきからボトル出し直前の培地までずっと同じ値です。

(実生屋さんによっては細かく変化を加える方もいるかもしれませんが・・・)

ですから鉢上げ後も極端に乖離しないように管理はします。

水道水は一般的には「7.0」と言われますから、
肥料分(窒素)と加算させると長い期間には、アルカリ方面へ振れるかもしれませんね。

ミズゴケは良くできていて、国産の自然の山取でも「5」程度、
輸入モノでも「5.3」程度じゃないかと思います。

やはり蘭には適しているんですね。

風蘭大好きな方は良く植え替えしますので、Ph的にも良い方向だと思います。

お使いの苔のPhや長いこと植えっぱなしの鉢内のPhなど
測ってみるのもおもしろいかもしれません。






↑このページのトップヘ