芳香風蘭無限彩Ⅲ

実生・富貴蘭の専門園 「駿河待庵」 のブログです。 

通販用のサイトは http://surugataian.ocnk.net/ となります。

お問い合わせメールは surugataian@sage.ocn.ne.jp までお願いいたします。

ヤフーオークション出品中の商品はこちらへ!
http://sellinglist.auctions.yahoo.co.jp/user/fugaku0713

その他豆葉の縞

移植中にかなりいい根をした「松ノ誉の縞」があったので、
追加で鉢上げしました。

P6010001

柄が派手派手なので、心配する方も多いと思いますが、
ここまで根が張っていれば十分持つはずです。

P6010005

若干、本性品とは容姿が異なりますが、今後どう変化するか楽しみな1本であります。

P6010004

秋までたっぷりの肥料を与えて作ってみます。

2年ほど前に「摺り斑」気味の豆葉を購入していただいた方から
「白縞が出てきた!」と喜びの声をいただきました。

どうかお写真を!とお願いしておきました。

その時(2年前)にアドバイスさせていただいた話を参考までに記しておきます。

豆葉と縞木を交配させて実生したF2の選び方!・・・なのですが、

後々に縞が出るのを期待して青苗を安く購入する場合ですが、
少しでも摺り斑のような柄が出ているなら「即買い」です。

何故ならそういった苗は後々に縞が出る可能性がとても高いからです。
単純に青苗を選ぶよりも何十倍も確率的に高いと思います。

これは10年以上実生を経験してきて感じてきたことです。

鉢上げ品で見本が無いので、培養中の苗を撮ってみました。

P5280002

↑ の苗は「淀の松と縞木」の交配種F2苗です。

下葉の葉先に白く斑が入っています。

これは鉢上げして作り込んでいると自然と消えてしまいます。

ただ、その後に縞が出る可能性が5割程度はあると思います。

同じ品種では無いのですが、↓ こんな感じです。

P5280004

P5280005

P5280010

これは「黒真珠」と縞木の交配種F2で来春の目玉商品のひとつですが、
初めは白い斑入りの苗でしたが、天葉から縞が出てきています。

鉢上げ前、培養中に早くも縞が出てきてしまった例です。

ですから、遅いか早いかのことで、かなりの確率で縞が出ます。

ただ、同じような斑入りの苗でも「セルフ」ではダメです。

セルフでも似たような斑入りの苗が出ることがありますが、
これはいくら待っても縞が出ることは確率的に非常に低いものです。

ポイントは「縞木と交配させてあるF2苗」という点です。

これに少しでも斑入り苗を見つけたら作ってみる価値は大いにあると思います。

当然、私的にも鉢上げ時には注意して観るのですが、
ここ数年老眼の進みが激しくて、どうしても見逃してしまう・・・

そういった苗を見つけられたらラッキーです。
宝探し的な面白さもあるので、じっくり探してみるのもいいと思いますよ!

そーいえば、昔「チョコボール」の当たり箱をよく探しました。
「金のエンゼル」と「銀のエンゼル」ってやつです。

あれにもコツがあって他の箱とは微妙に印刷が違うという事実がありました。
当たり箱のみを別に印刷して、出荷するときに後から混ぜるという話でした。
この違いを見抜ける目の肥えた人は良く当たりを引いていました。

おっと全然違う話にそれました。すみません。

さて、本日ボトル出し作業が全て終了しました。

来週からは通販UPの品も増やせそうです。
また、よろしくおねがいいたします。







 

P4220014


昨年は直ぐに売れてしまった「大聖海*鶺鴒」のF2苗ですが、
今年も少しだけ出せました。

写真の苗は虎気配が判りますが、殆どが「青」でした。
「青」でもちょっと陽を採ってみます。
案外と秋ごろには晴ぜてくるかもしれませんので。

P4220003

お次も昨年同様の品、羅紗豆葉の白虎芸です。
なかなか美しい木です。

P4220010

富嶽と濃色紅花とのF2です。
なんとなく紅花咲いてくれそうな予感がしていますがどうかな???

P4220007

当園おなじみの「聖無双」!

大聖海と無双丸の交配ですが、最初に虎で出てうまく行けば縞が出る多重芸の羅紗豆葉です。
これは珍しく最初から紺縞が流れています。

貴重な1本になってくれそうです。

P4220011

あとは超超派手柄「不門の錦」と「無双丸」の交配種F2。
柄が出たのは1本だけ、しかも地味地味・・・。

P4220009

何年ぶりかの登場!
無双丸と金牡丹の交配種F2.

これはいい柄しています。

こんなん珍しいケースです。

難は軸が青軸みたいに薄い泥軸であること・・・残念。

軸の汚れ具合がこの品種の人気ポイントでしたので・・・。

でもまあ柄がいいので様子を見てみます。

ちょっと前にも書きましたが、検索ワード「舞鶴縞」でヒットするケースが極端に多いようです。

ここひと月程度で120件近くありました。

よく本などに掲載されるとこういったことがありますが、
そんな話は聞いていないので・・・。

よっぽどいい木が展示会などで出ていたのか・・・???
何か情報をお持ちの方がいましたら教えてください。

さて、そんな訳で検索から訪問された方で当方とはなじみのない方のために書いておきます。

当ブログを以前から見てくれている方にはおさらいになりますが・・・。

さて、それでは下の写真をご覧ください。

1枚目!

P4220001

2枚目。

P4220002

これ実は両方とも種は同じものから生まれた兄弟木です。

種は「舞鶴と縞木との交配種F2」です。

1枚目はなんとなく判ります、成長すれば本ちゃんの舞鶴のようになりそうです。

問題は2枚目です。

容姿が何かの豆葉に似ていませんか?

そう、玉金剛です。

以前、出版された「富貴蘭辞典」には舞鶴についてこんな風に書かれていました。

舞鶴の自家受粉の実生が成功した話は無く、
玉金剛の実生の中から葉の詰まった舞鶴型のものを選別し
より高く売るための詭弁であった。

なるほど、上の写真のケースとは全く逆ですが、
逆があるならそういうことも・・・。

ただ、それ以降は関西方面でセルフが成功したという話も風の便りで聞きました。

当園だけの話で言うと・・・

セルフは10年近く試しても出来ませんでした。

最後は諦めて縞木との交配F1だけを残して本ちゃんは売ってしまいました。

その時のF1種木が親木になって生まれてきたのが当園の「舞鶴交配の縞」です。

このブログで何回も書いていますが、
たとえセルフで容姿が似ていても厳密には「実生品は似て非なるもの」です。
洋ランの世界などではそのあたりが厳しく管理されているようですが、
東洋ランの世界は甘いです。

ですから、舞鶴の縞(実生品)を購入して、作り込んだら玉金剛の縞になってしまった。
という事もありうるという事です。

そのあたりは目を肥やして最初から「より舞鶴に似た形の苗を選ぶ」必要がでてくると思います。

当園では販売するときには必ず「縞木との交配種」であることを説明して販売しています。

ただ、それが一度品物として流れ始めると純粋な舞鶴の縞ということで売られていたりします。

当園で仕入れた方にはちゃんと「縞木との交配種であること」を説明して販売してほしいのですが、
なかなかそこまでは統制はできませんので難しい部分であります。

実生である以上、変化していくことも多くありますから、
そのあたりの事情も十分考慮して楽しまれることをお勧めします。




お客様からお問い合わせがありましたので、回答ついでに掲載しておきます。

以前のブログあった鶺鴒の交配種について、現在は?」

数日前の玉聖のボトル苗の価格?」

前者のご質問ですが・・・

この木は既に鉢上げが済んでいます。
今年、園内で一番多く価格を聞かれた品種です ↓ ↓ ↓

PB270003

以前にも載せましたが「大聖海」と「鶺鴒」の交配種F2です。

PB270005

しっかりと数えていませんが、15、6本は立ってると思います。

綺麗に晴ぜてきました。

未だ縞の気配は皆無ですが、いずれ出てくるといいな~と思いながら毎日眺めています。

こういった様々な可能性のある木は見てて飽きないです。

メールでのお問い合わせも価格的なことでしたが、店頭でも15万円とお答えしております。

縞が無いうちに10万越えたら売れませんが、どちらかというと自分が作り込みたい品種ですので・・・。

価格といっしょに聞かれるのが「縞の出る確率」ですが、

まあこれは数字ではハッキリ言いにくいですが直感的なモノでは五分五分だと思っています。

「鶺鴒」の芸はまず出ないと考えていいと思います。

容姿としては奄美系のでっかい豆葉にはなるんじゃないかと思っていますが、

これだけ芽数が立っていると成長には時間が掛かると思います。

それから、数日前に掲載しましたボトル培養中の「玉聖の縞」ですが、

こちらは掲載後から数多くの価格照会をいただきました。どうもありがとうございます。

価格については15万とお答えさせていただいていました。

ただ、すみませんが年越しを待たずに売れてしまいました。

「お問い合わせを年明け以降に・・・と書きましたが申し訳ありません」

また次回いい苗を作るように頑張りますので、気長にお待ち願います。



↑このページのトップヘ