芳香風蘭無限彩Ⅲ

実生・富貴蘭の専門園 「駿河待庵」 のブログです。 

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肥料

ユーザーの方からのお問い合わせで・・・「活力剤はどうですか?」
との質問を受けました!

当園の無菌培養時に使用する肥料は粉末のハイポと記しました。

活力剤についは書きませんでしたが「HB-101」を使用しています。
場合によって「ネオグリーン」を使いますが、前者は必ず培地に混ぜます。

高価な割に効き目が判らない?という声も聞きますが、
無菌培養の培地テストでは高い効果がありますので、
当然鉢上げ後にも効果が期待できると思います。

以前は初心者の方にこんな使い方をお勧めしておりました。

春、根が動きはじめたらすぐに「活力剤」を散布!
このタイミングを見逃さないこと!!!

その後1週間後にハイポ液肥1000倍を散布。

以降、真夏の高温期までは毎週これを交互に繰り返す!

秋、彼岸過ぎたら10月いっぱいは10日に一度の割で同じように交互に散布!

これ案外手間ですんで実行できる方は少ないです・・・。

でもこれが出来ると初心者の方でも実生苗は上手に作れます。

作りに自信が持てるようになってくると、

発酵油粕に移行する方、トップドレッシングが良さそうだという方・・・いろいろです。

施肥に関してもご自分の棚に合った作り方が一番ですので、いろいろ試されてみるといいと思います。


まずは下をご覧ください。

1回目培地 900CC当たり0.9グラム

2回目培地 1000CC当たり1.5グラム

3回目培地 1100CC当たり2.25グラム

4回目培地 1100CC当たり3.5グラム

これなんだと思いますか?

無菌培養に使用する寒天培地を作るときの肥料レシピです。

鉢作りの際に通常施肥する肥料の希釈はだいたい1000倍です。

富貴蘭の栽培にはもっと薄めて使う方も多いと思います。

ですからそういった方がこの量を見たら驚くと思います。

ちなみにグラム表示の肥料はハイポネクスの粉末肥料です。

実生の場合、種の播種から移植培養の間、これだけの高濃度の肥料によって苗は作られます。
(もちろんこれは当園の例ですので、すべての実生がそうだというわけではありません。)

ですから実生苗を作る場合、鉢上げしたとたんに養分が与えられないとなると具合が悪いわけです。

丈夫な苗ならそれでも持ちますが、なかなか成長は遅くなるようです。

ですから、木に最初の花が着くころまではある程度の施肥が必要になります。

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上の木は派手柄の「覚王山」です。

こういった木は一般的には「作れない・・・」という事で嫌われてしまいます。

こういう派手な木を見事に作り上げる方は施肥を欠かさないというポイントがあります。

当園でお勧めしているのが、成長期に1週間に1回の施肥です。

ハイポの液肥でもなんでも構いません。
施肥の際は1000倍希釈で結構です。
500倍程度でも全然かまいません。

もちろん夏場と冬場は控えます。

毎週せっせと施肥した肥料分は苔の中に蓄積されています。
この状態が無菌培養時、根が高濃度の培地に浸っている環境と似てきます。

言うのは簡単ですが週1というのは案外大変です。
でもこれが出来ると派手柄の実生苗は全く怖くなくなります。

後は水やりの記事にも書きましたが「霧吹き」ができればベストです。

この記事をご覧になって「派手柄挑戦してみたい!!!」とお考えであれば、
いつでもご一報ください。

挑戦し甲斐のある派手柄(笑)を選別して安価でご提供させていただきます。

それでは、今日のアドバイスは以上です。






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