前の記事でも掲載しました「曼珠沙華」のセルフから生まれた縞木(割子)です。
割ってから「ちと派手だったか・・・・?」と思いましたが、
元々親が派手な木なので・・・。
長い根が2本ありますが、割りたてでやや落ち着きがない状態です。
秋も深まる頃には落ち着くと思います。
念のため書きますが、曼珠沙華セルフでも曼珠沙華の花は咲きません。
普通~の白花です。
ですので、奄美の縞として作り込んでください。
何か名を付けたい方はお付けいただいて結構です。
実生をやられる方は種木にすれば面白いと思います。
ちなみに当園ではこの木からの実生はまだできていません。
もう1本は「大和の剣」とした木ですが・・・
これも特殊芸もので「大和錦」から偶然生まれた、豆葉(剣)の個体です。
時々、縞が浮いてきますが、すぐに暗みます。
墨が出てくるのが面白い雰囲気を醸し出してくれます。
恐らく作り込めばいつかは「大和錦」の縞が出てくると思っているのですが、
なかなか綺麗な縞は出てきてくれません。
一番うまくいきそうなのがこの木をセルフ実生に使う事ですが、
なかなか花も来そうにありませんで、いずれにしても先は長そうです・・・。
この苗が培養瓶にあった頃にプロトコームが出来たので、
増殖も試しましたが、どうにも成長が遅く、鉢上げしてもほとんどが枯れてしまいました。
中には柄の出た個体もあったのですが、今頃はどうなっているのか?
今回の植え替えで2本子割しましたので、通販サイトへUPいたします。
次に割れるのはいつになるか判りませんので、どうぞこの機会に!!!
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