芳香風蘭無限彩Ⅲ

実生・富貴蘭の専門園 「駿河待庵」 のブログです。 

通販用のサイトは http://surugataian.ocnk.net/ となります。

お問い合わせメールは surugataian@sage.ocn.ne.jp までお願いいたします。

ヤフーオークション出品中の商品はこちらへ!
http://sellinglist.auctions.yahoo.co.jp/user/fugaku0713

以前、記事にも書きましたが、今後は少しづつ動画を取り入れていこうと思います。

ご覧いただいている方に少しでも楽しんでもらおうかと、いろいろ考えています。

とはいえ、慣れないもので、youtubeにUPするだけで5時間くらいかかっちゃいました・・・

音声を上手く拾えなくて外部マイク買ってきたり、UPしたら映像と音声がずれてたり・・・・。

めちゃくちゃ肩が凝りました・・・。

ただ、いろいろ勉強にもなりました。

徐々にクオリティを高められように編集などもできるように改善していきます。

1発目は自分で見るのは恥ずかしいくらいグタグタですが、お許しください。

今回はとりあえず、実生の1サイクルを動画で撮ってみようと思います。

何か参考になれば嬉しく思います。

実生の作業等でご質問等ありましたら、遠慮なくご一報ください。

「こんな動画載せてくれ~」というご要望でも構いません。

それでは・・・。



P9300018

↑ ↑ ↑ 【金牡丹交配】 ↑ ↑ ↑

P9300020

↑ ↑ ↑ 【寒霞渓交配】 ↑ ↑ ↑


どっちがどっちか作った本人も札が無いと判らなくなりそうです・・・。

春先に掲載したのは「金牡丹交配」の方です。

やはり「黄虎」が確かになってきました。

少し残念・・・。

まあそんなもんです。

寒霞渓交配にはない期待値としては親の「金牡丹白縞系」の白縞が出るかどうかという部分。

いまのところ出来た苗からは1本も縞が出ていないので、玉聖などと比べると、確率は低いと思います。

上の2苗は通販へUPさせていただきますので、よろしくお願いいたします。



以前にもUPしましたが、白虎の青海を目指した交配種です。

P9300009

これならば「大成功」のうちです。

春先のボトル出し時点から比べると少しは暗みましたが、ここまで虎が残っていれば上等です。

今後の作で白虎も冴えてくるかもしれません。

少し余談ですが・・・。

個人的には、実生品を見極めるポイントとして「想像力」というものも必要になると思います。

つまり、成長に時間が掛かる実生苗に対しては、5年後、6年後をひとつの目指しにするわけですが、

その際には、それだけの時間を経過した木がどうなっているか「想像」してみるということです。

この苗なども今はちっさい極小豆葉ですが、徐々に青海風の風貌になってきます。

そして、5~6作したころには「青海の白虎」になっているわけでありますから、

どこに出しても目を引く1品になっているはずです。

当然、作にも力が入ります。入りすぎて虎を消さないようにという注意だけは必要ですが・・・。

今回の苗は6本立ですから、そのまま作り込めばいい株になります。

今季ここまで芽数がある苗はこれ1本だけです。

春先に少しだけ掲載しましたが、吟風の縞に卑弥呼を掛けた後にF2セルフしたものです。

P9300011

現在は全くの「青」ですが、ここから縞が出る確率はどうなのか???

今季の作出数は17~18本程度だったと思います、そのうちに地味な縞木が1本だけという結果でした。

半作様子を見ていましたが、この秋から売り出します。

青も残りは僅かですが、縞を期待しながら作るにはかなり面白い品種だと思います。

とりあえず通販サイトへは1本UPします。

よろしくお願いいたします。

先日ご来園いただいた方からのご質問!

「実生品で秋に開花する個体があるが、この傾向は固定しまうのか?」というものでした。

これは、実生品独特の生理現象です。
(たまに本性品でも出てきますが・・・)

作り込むにしたがって本来の姿(初夏の花)へ戻りますので心配はいりません。

秋に花芽が伸びてきたら直ぐに落としてください。

個体差がありますが、2~3作するうちには戻ります。

ボトル出し後半年~1年程度、比較的早くに花が来ることがありますが、
そういった木がよく秋に咲きます。

あまり気になさらずに普通に作っていてください。

ほんの些細な事でも構いません、何かご質問等ありましたら遠慮なくお知らせください。

通販サイトの方に「メールマガジン」を登録できるようにしました。

トップページの右側です。

そちらへ登録していただければ、通販サイトへ出品した際に読者さんへ通知するよういたします。

商品掲載を気にされて日に何回もご覧いただいているお客様もいらっしゃるようなので、
こうすれば、そこまでの手間がいらなくなると考えました。

メルマガと言っても、とりあえずは、掲載した品と値段程度のお知らせになると思います。

定着してくるようなら、何かためになる情報でも定期的に配信できたらいいのかなと考えていますので、
よろしかったら登録してみてください。

不要になったら解除もすぐにできますので、よろしくお願いいたします。

あと、今季はヤフオクの出品も少し増やしていこうかと思います。

「通販サイトではすぐに売れてしまう」という申告を沢山いただきますので、
オークションでしたら落札日程までに余裕があります。
それまでゆっくり吟味していただくことが可能です。
ただ、欲しい方が複数おいでですと自然に価格がつり上がってしまうので、
その点だけどうなのかな~と少し考えたりもします。

もし、そのあたりで何かご意見等ありましたら遠慮なくお寄せください。
今後の販売の参考にさせていただきます。


ぼやぼやしていたらすっかり「中秋の名月」も過ぎてしまいました・・・。

P9280155

【300ミリ撮影後、トリミングしてみました。子供のお勉強用です。】


「再開はまだか?」とのお問い合わせもいただいていましたが、
通販の再開は10月に入ってからとさせていただきます。

私事で恐縮ですが・・・

この夏は初夏から持病の喘息に悩まされました。

喘息というと子供の病気で大人になる頃には治る病気かと思っていましたが、
私の場合は40過ぎてから医者の診断で「喘息」と言われました。

何年か一度、きつい時がありまして、息もできずに窒息しそうになったこともありますので、
恐ろしい病気であります。

ひどい時には当然お医者に掛かって薬を処方されるのですが、
これがまた厄介で自分に合う薬がなく、結局のところ咳は止まってもその後薬の副作用で苦しむ悪循環に・・・。

3年ほど前はそれで半年程度苦しみましたので、今回は薬は御免こうむると考えました。

とはいえ咳が止まらないのは困るので漢方に頼っていました。

9月に入ってからは、枇杷のお灸を試していましたが、これは自分には大ヒットしまして、
やっと最近になって咳が治まってきました。

枇杷療法というのは何千年も前から伝わる民間療法ですが、
それだけ続くというのにはそれなりに意味があるということでしょうか。

ふつふつと興味が湧いてきましたので、いろいろと人体実験している最中です。

今のところ・・・

子供の水いぼ・・・・すこぶる効果あり!

胃痛胃弱・・・・・ビワ茶が効果あり!

風邪のひきはじめ(喉の痛み)・・・速攻性あり!

近視遠視・・・・一時的に効果あり!

膝痛・・・・効果あり!

万病に効くというのは決して誇大な表現では無さそうです。

医者の中でも末期がんの患者に勧める方もいるようです。
これは、鎮痛作用に即効性があるからだそうですが、
実際には癌が完治した例も沢山あるようですので、
いろいろ調べてみようかと思います。

もし、興味がある方は良いサイトがありましたので、参考までに!

「ビワと健康」




奄美の花もそろそろ終了ですが、最後に綺麗な花を見ることが出来ました!

洋種の血が混じると同じ種から様々な花を見ることが出来ます。
それだけにビジネスとしては計算が出来ずに困りますが、突然変異で全く親と異なる花は出ることも・・・。

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これなんかは紫姫に近いですが、やや色合いは違います。
サイズは通常の風蘭サイズですから、花ものとして期待できそうです。
少し花弁の形状も違いますね!

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これはほぼ別花です。
薄い藤色ですがサイズは洋種サイズの大型花です。
花好きには面白い花です。

いずれも初花ですから2年目の花を確認してから販売です、

毎年花の季節にお問い合わせをいただくのが「曽根緑ありますか?」
というお問い合わせ・・・。

以前のブログでも書いていますので、詳しくは省かせていただきますが、
参考までに花色の違いを写してみました。

少し時期がずれていますので、写りが判りにくいかもしれませんが。。。

【比較的通常の花】

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【まあまあ濃い部類の花】

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恐らく ↑ ↑ ↑ こういった発色の「翡翠」が「曽根緑」と言われているように思います。

当園でも種木に残してあるだけですが、売れるような木が出れば、
花時期以外でも販売へ向けますので、花ファンの方はお見逃しなく!

念のため書いておきますが、緑花品種は陽を採りすぎると綺麗な色になりませんので、
棚で色が変わったという事にもなってきます。
そのあたりは試行錯誤していい色が出るように採光を工夫してください。
紅花や黄花は逆です!陽が明るい方が鮮やかに出たりしますので、作りの参考にしてください。

現状ではもっと濃い緑を!!!と交配を重ねているところですが、
なかなか簡単には出ませんで、花物の色を交配でコントロールするのはむちゃくちゃ困難であると感じています。

P7080014

基本的に派手柄ですが、面白い柄の入り方をしています。

P7080015_1

親の下葉が焼けていますので、安く出します。

子は3本、青の子と派手な子と地味柄の子です。

「覚王山」はなるべく子を外さず作り込むことをお勧めしています。
培養時から気が付いていましたが、かなり子吹きが悪い部類に入ります。
売り出し当初は子を外して転売していた方が多くいましたが、
その後、子が出ずにもヤモヤしている方が多いようです。

当園ではその後種は撒いていませんので、在庫が無くなれば以降は出てきません。

4~5年作れば巾が出て見ごたえのある木になるはずです。
株立ちならなおの事です。

当園でも数鉢は残す予定です。

今じっくりと施肥して作り込んでいる最中です。
数年後作り込んだ木を掲載したらみなさん驚くと思います。
これが「覚王山」だと言える木をお披露目できる日が楽しみです!



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